米原市議会議員

山本かつみ

KATSUMI YAMAMOTO

山本かつみ議員へのインタビュー

山本かつみ米原市議会議員(滋賀県)へ、平成28年7月27日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

米原市で今、一番問題だと思われる事

山本かつみ議員

記者 米原市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

山本克巳議員 基本条例に基づく92条政治倫理条例の改革ですね。例えば、議員の兼職については地方自治法で有効かどうかという点で、裁判で負けている議会もあります。米原市では特に大きな問題があったわけではないのですが、問題があってから条例を改正するのではなく、何か起こる前に改正をしていく必要があるのではないかということで、滋賀県内で一番ハードルを高く持っていこうと、今動いているところです。市民との意見交換会でも、そういった事も問題提起されたこともありましたので、その見直しが課題だと感じています。

その問題に対する具体策

記者 現在、山本市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

山本克巳議員 年間の議会運営委員会の中のスケジュールで、視察研修や講師を招いた講習会を受けたり、また、議会運営委員会の中での申し合わせ事項をきちっと線引きをしていこうということで今日も話し合いをしていたところです。

議員活動報告

記者 山本市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

山本克巳議員 ブログ、ホームページも持っております。facebookも、常にリアルタイムでアップしています。しかし、議会月でない時期も議会運営委員会があったり、通常の委員会があったりと、市民の皆さんが知らない部分で活動していることも知っていただきたいという思いもあり、まめに報告をしています。私は兼業もしておりませんので、官民の立場から言えば、民の目線で物事をとらえております。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、山本市議は何が必要だとお考えですか。

山本克巳議員 今の若い子の心配ごとのひとつに、勉強するのにはお金がいるんだということがありますよね。勉強したくても経済的な理由で制限を受けて良いのか、大学へ行って、就職をしても奨学金の返済地獄に陥ってしまったり、将来、保育士や介護士を夢見て目指したいと思っていても、労働に対する報酬があまりにも低いので、その道をあきらめざるを得なかったり、今の社会はなかなか報われず、若い子が夢を持てない状況だと思います。子どもを育てる親としても、子供としても身近に直面している問題であり、高校生になる私の娘も、大学行って就職することが正しいのか、と言いますからね。子供にそんなことを言わせてはいけないと思います。私も学生さんには、常にそんな心配をさせる世の中というのは、今の国や政治が悪いのだ。だから、あなた方が政治に目覚めて自分が政治家になって変えていくんだというくらいの意識を持ってほしいとお話をしていますし、そういう切り口でお話するのが有効なのではないかと思っています。

山本かつみ
米原市議会議員