四街道市議会議員

大谷順子

JUNKO OHTANI

大谷順子議員へのインタビュー

大谷順子四街道市議会議員(千葉県)へ、平成23年8月15日にインタビュー取材をさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

大谷順子議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

大谷順子議員 自分達が納めた税金の使い道に対しての厳しいチェックも感じますし、市民参加や情報公開が進んでいるかどうかという声やまた議会改革を望む声も少し出てきたように感じます。やはり、暮らしやすい街づくりを一番望んでいらっしゃるのではないかと思います。

四街道市で今、一番問題だと思われる事

記者 四街道市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

大谷順子議員 財政が大変厳しい状況の中で、都市計画道路の4車線道路を作る計画がありますが、果たして多額の税金を投入してまで4車線必要かどうかという税金の使い道の問題、27年の3月までに新しいゴミ処理施設を考えなければならないため、ゴミ処理の広域化検討の問題、また少子高齢化により住宅街の空き家がどんどん増えて、買い物難民や、独居老人が増えています。壊れつつある地域コミュニティの再構築などが大きな課題としてあります。

その問題に対する具体策

記者 現在、大谷順子市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

大谷順子議員 議会での一般質問として訴えておりますし、それを傍聴した市民が請願を出すという流れも出てきています。しかし、議員個人として限界がありますので、市民の皆さんへ情報を提供しながら、学習会などを開き市民の皆さんと一緒に考えています。それと関東地方ですので、御多分に漏れず、放射能の測定は行っております。

議員活動報告

記者 大谷順子市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。

大谷順子議員 私は市民ネットワークから出ておりまして、議会が終わるたびに「市民ネット通信」を発行しております。あるいは議会速報という形で、駅頭で速報を出してお配りしております。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、大谷順子市議は何が必要だとお考えですか。

大谷順子議員  先日「さよなら原発1千万人署名」という署名活動をスーパーやイベント会場で行ったのですが、福島原発の事故があってから、若い有権者の方達が多く署名してくださいました。自分達の身近な問題と捉えたことに関しては、ちゃんと反応してくれますので、やはり情報を出すこちら側も若い人が共有できる問題を提起していくということも大切なのだと感じました。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

大谷順子議員 自分たちが選んだ議員がどんな活動をしているか、関心を持っていただき、行政や議会に任せるだけでなく、市民も一緒に街づくりに参加してほしいと思います。

記者 ありがとうございました。

大谷順子
四街道市議会議員