畑中いっせい八尾市議会議員(大阪府)へ、平成30年4月11日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
八尾市で今、一番問題だと思われる事
記者 八尾市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
畑中一成議員 児童虐待が問題になっていますが、親と暮らせない子どもを預かり育ててくれる里親制度があります。欧米では家庭的環境での受け入れはほぼ100%ですが、日本では養護施設での受け入れが多く、里親家庭での受け入れは約18%にとどまります。大阪府は全国平均より低く約10%で、八尾市は更に低い割合となっています。児童虐待そのものも問題ですが、子ども達の受け皿作りがかなり遅れていますので、里親の普及啓発が一番の課題だと思っています。
その問題に対する具体策
記者 現在、畑中市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
畑中一成議員 里親制度は大阪府の事業です。里親の普及啓発は子育て支援をする市民団体との連携がとても重要です。行政として府市連携が里親制度に関しては必ずしもスムーズにいっていない状態です。その連携をしっかりとしていかなければならないと思います。一議員として、大阪府の事業として活動している団体と八尾市で子育て支援をしている団体との橋渡しながら、里親制度の普及啓発の流れを変えていこうと取り組んでいます。
議員活動報告
記者 畑中市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
畑中一成議員 紙ベースでのニュースの発行と報告会、Fcebookのネット発信も行なっています。あとは、訪問しながら現状報告をしています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、畑中市議は何が必要だとお考えですか。
畑中一成議員 実際に活動している人とのつながりを持ち、選挙運動や報告会のお手伝いなどに関わることも関心を高める方法の一つだと思います。私は八尾市の議会だよりの編集に携っていますが、八尾市内にある5つの高校の書道部や美術部、写真部などにお願いをして、順番に議会だよりの表紙を作ってもらっています。表紙作りの中で、高校生の率直な疑問などをあげてもらって、議員が答えるという場を設け、議会との接点を少しでもとってもらう取り組みもおこなっているところです。