井上ひさつぐ士別市議会議員(北海道)へ、平成22年12月6日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
井上久嗣議員 二元代表制ですから、身近な各地域の代表として首長側ときっちりと協議しながら、市民レベルで今の難局を乗り越えていく政策を考えていくことだと思います。
士別市で今、一番問題だと思われる事
記者 士別市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
井上久嗣議員 市立病院の医師不足問題ですね。経営財政の赤字が進む一方、高齢化も大都市部より進行しておりますので、地域の病院は自治体としてもある程度の赤字を一般会計から補填しながら、続けなければならないということが大きな問題となっています。
その問題に対する具体策
記者 現在、井上市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
井上久嗣議員 病院の問題は国の問題ですので、正直言ってこれという秘策は見当たらないのですが、市民の皆さんにもある程度我慢していただく部分を説明しながら、なんとか維持できるよう縮小を視野に入れた中で、動ける範囲での病院像を早く確立しなければいけないと考えております。
議員活動報告
記者 井上市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
井上久嗣議員 各地域の集まりなどで個人的な議員報告をさせていただいたり、後援会を中心に報告会を行なっております。また、不定期ですが議員だよりを作成して発行しています。あとは最近ホームページも開設しました。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、井上市議は何が必要だとお考えですか。
井上久嗣議員 国も閉塞感があるので、若い人なりに政治に不満を持っているのは事実だと思いますが、政治に関わるということではなくても、もっと身近な市議会レベルで政治家と接触する機会を持つことが良いと思います。しかし、実際はなかなか難しい問題ですね。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
井上久嗣議員 情報公開を含めて議会改革も必要だと思っております。開かれた議会に変わることによって、議員一人一人の意識も変わり、議会報告会に若い方も参加していただくような政治の仕組みを考えていかなければならないと思っております。
記者 ありがとうございました。