松田ヒサオうるま市議会議員(沖縄県)へ、平成26年6月6日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
松田久男議員 地方議員は市民にとっていちばん身近な政治家です。期待されるのはまず地域の問題に対して理解し真摯に向き合うことです。しかしながら地方行政は県政や国政の影響を大きく受けるのは間違いありません。大きな視野を持ち常に研鑽を怠らないことが求められます。
うるま市で今、一番問題だと思われる事
記者 うるま市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
松田久男議員 うるま市で最大の問題は失業率の高さです。全般的に悪い沖縄県の中でも悪いほうに入ります。それと合併による市民サービスの低下です。合併にはそのような痛みは必ずありますが、それを少しでも軽減していくことが求められます。
その問題に対する具体策
記者 現在、松田市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
松田久男議員 失業率は地域の産業の活性化と深く関わります。うるま市は現在合併特例債を活用してさまざまな公共事業を行っていますが、先述のように合併には痛みが伴います。痛みを負うのが市民なら、その果実となる公共事業はすべて地元市民の企業体におろすべきです。それによって地元企業の育成と失業率の改善につながるよう議会では常に執行部を監視し質問しています。
また市民サービスの低下を招かぬように、現在建設中の統合庁舎建設後は支所機能の充実を徹底するように執行部に要請しています。
議員活動報告
記者 松田市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
松田久男議員 基本的には半年に一度、議会報告書を作成し支持者の皆様に郵送しています。そして毎年2月には議会報告会を行っています。これは当選以来続けています。その経費は正直言って大変です。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、松田市議は何が必要だとお考えですか。
松田久男議員 興味のない人に思いを伝えるのは正直むつかしいが、これだけは言っておきたい。若者が興味を持たなくても行政(国家)は絶対に国民の誰一人としてその手の中から自由にはしてくれない。それは税金徴収という形で行われ誰もこれから逃れられない。逃れようとすれば拘束される。ならば積極的に考え、意見を言い、行動するべきです。政治家はそのような市民は絶対に無視できない。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
松田久男議員 初当選から早や12年目になり時の流れを感じています。これからも応援をよろしくお願いいたします。全力で頑張ります。