爪丸ひろかず豊前市議会議員(福岡県)へ、平成23年5月12日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
爪丸裕和議員 やはり身近なことでしょうから、特に地方行政でしょうね。
豊前市で今、一番問題だと思われる事
記者 豊前市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
爪丸裕和議員 全国的なことでもありますが、人口減少の問題だと思います。特に少子高齢化の中で財源をどのように確保していくか、サービスをどれだけ停滞させずに行政運営をやっていくかということで、議会が議決権の議会サイドだけでなく、執行機関に対してのしっかりとした政策というものを立案していかなければならないと考えているところです。
その問題に対する具体策
記者 現在、爪丸裕和市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
爪丸裕和議員 税は低く、サービスは高いにこしたことはないと思います。今、財政健全化が執行されていますが、一般会計のみではなく公益行政の中で、私どもが抱えている問題に豊前市の水道事業がダム建設の推進があります。ダムが完成することにより、豊前市におきましても必要以上の責任水量があり、会計を締め付ける要因になります。そこで、近隣自治体とお互いの立場を理解しながら話し合い、住民のために必要なものは必要、不要なものは不要という視点から、人口の伸びているところに必要な水を取っていただきよう、早くから本会議の一般質問でも市長に申し上げています。
議員活動報告
記者 爪丸裕和市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
爪丸裕和議員 1、2期目までは定期的に毎議会終了後に報告書を作成し、議会報告書を配布させていただいておりました。最近は地元の公民館で議会報告を開きました。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、爪丸裕和市議は何が必要だとお考えですか。
爪丸裕和議員 婦人会や区長会の方々は傍聴にも来て頂き議会に対しての関心をもっていただいておりますが、若い世代の方々に関心を持っていただくのは、正直言ってなかなか難しいですね。ただ、地方のコミュニティーというものをしっかり活かして伝えていきたいなと感じています。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
爪丸裕和議員 議会制度調査特別委員会も設置いたしまして、情報公開と透明性ということで開かれた議会を目指し、議会としてもしっかりやってまいりたいと思っていますので、住民ひとりひとりが今の市政に関心を持っていただきたいと思います。これからの議会のあり方とすれば、行政に対するチェックをしっかり厳しく見極め、提言するべきところは提言し、必要か否かを見極めながら、恵まれた地を活かした福祉や教育の充実した街づくりをしっかりすすめて、子供たちに残していきたいと思っております。
記者 ありがとうございました。