小林ひろえ八王子市議会議員(東京都)へ、平成30年9月20日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
八王子市で今、一番問題だと思われる事
記者 八王子市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
小林ひろえ議員 八王子市は総面積がとても広く、広さゆえに地域柄が全然違います。例えば、八王子駅周辺の中心市街地は昔から商業地域になっていますが、西部の方は住宅も少なく緑豊かな農業地域になっています。一方、南大沢というところは振興住宅地のニュータウンなので、道も整備され、ホワイトカラー層の多い地域です。地域柄が違えば抱える課題も違い、ニーズも違ってくると思います。本来であれば、地域ごとに1つずつ課題を探して、解決していかなければいけないところですが、自治体では1つの政策としてまとめられるため、それぞれの問題が複合的になっています。私はそこが一番の問題なのではと思っています。
その問題に対する具体策
記者 現在、小林市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
小林ひろえ議員 南大沢の道路や交通状況は比較的順調にいっていますが、片や緑の多い西部では交通の便が悪いため買い物難民も多く、更には高齢化率も上がっています。また、中心市街地では空き店舗がどんどん増えて、駐車場になってしまっている現状がありますので、地域ごとの状況を考慮し、政策を考えて提案していかなければいけないのだなと思っています。ただ、高齢化率の問題や少子高齢化問題、学校教育や介護問題など、全地域共通となる課題はしっかりと対応しながら、あとは地域ごとに提案していくという考え方です。
議員活動報告
記者 小林市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。
小林ひろえ議員 駅頭活動も行なっていますが、毎朝、橋の上や交差点に立って通る方々へご挨拶をするという活動を行なっています。あとは盆踊りめぐりや餅つき大会など地域の行事に参加させていただき、その際、お声かけを頂いた時に直接お話をしながら、報告しています。また、グラウンドゴルフやゲートボール大会などのイベント開催時に、ご挨拶をさせていただいたり、チラシをお配りしたりしています。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、小林市議は何が必要だとお考えですか。
小林ひろえ議員 私はとにかく、会うことだと思いました。私自身も政治を知らない普通のOL 時代は、自分の1票によって政治が変わるなど思ってもいませんでしたが、政治家の主人と結婚することによって、議員を選ぶことはどういうことなのか、議員によって政策も活動内容も違うということが分かり、その時に選挙の意義を理解しました。実際、私の知り合いも私が議員になって以降は、気軽に政治の話が会話の中で出るようになりましたので、きっと、今の若い人達も決して政治に興味がないのではなく、政治に関する意見や疑問を話す議員が身近にいなかっただけなのではと思います。政治に興味を持ってもらう一つの手段として、直接皆さんとお話をすることだと思っていますので、私はいろいろな場面でお話をするように心がけています。