厚木市議会議員

なきり文梨

FUMINA NAKIRI

なきり文梨議員へのインタビュー

なきり文梨厚木市議会議員(神奈川県)へ、平成31年4月18日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

厚木市で今、一番問題だと思われる事

名切文梨議員

記者 厚木市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

名切文梨議員 中心市街地で大型事業が進んでいますが、先を見据えたまちづくりという視点が欠けていること。
また、「日本一を目指す」と掲げたばかりに、雑誌のランキングに捕らわれ過ぎる政策が目立つことです。

その問題に対する具体策

記者 現在、名切市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

名切文梨議員 駅に近い市有地には、賑わいを創出する施設を建てるべきですが、商業施設がどこも手を挙げないからという事情で、新市庁舎を建設しようとしています。
市庁舎の多くのフロアは、土日祭日に閉館となります。更に、交通渋滞や水害などのリスクが高い場所でもあり、災害時に災害対策本部を設置する市庁舎は、他の場所に建てるべきと議会で主張し続けています。
また、子育て環境日本一を目指すと掲げ、雑誌のランキングが上がりそうな政策に重点的に予算をつけています。
その予算を生み出すため、学校図書館の図書購入費を削減したり、国と県から補助金が下りる公立保育所の民営化を進めています。
ランキングに一喜一憂する市政運営は、そのほころびが見え始めています。
厚木市本来の課題に向き合うよう議会で訴えています。

議員活動報告

記者 名切市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

名切文梨議員 定期的に市政報告会を開催していますが、日々の活動は、Facebook等SNSを活用しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、名切市議は何が必要だとお考えですか。

名切文梨議員 私の子どもや子どもの同級生は、私の選挙の時に手伝ってくれましたので、投票へ行ったり、広報を読んだりと政治への関心も持ってくれるようになりました。政治に関わる体験から興味をもってもらう事も一つのきっかけになると思いますが、いかにそこから広げていくかということはまだ課題ですね。議会としては、子ども議会を行なったり、議会報告会も年に2回開催しておりますが、投票率が上がらないのは、私たち議員の努力不足でもあると思います。

なきり文梨
厚木市議会議員