はやし愛一郎千曲市議会議員(長野県)へ、平成23年5月30日にインタビューをさせていただきました。
内容は以下の通りとなります。
国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)
記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。
林愛一郎議員 田舎では、若い人達が外へ出ていってしまうと地方が成り立たなくなりますので、今後の地域の生き残りのためにも、施策のリーダー格としてやってもらいたいという要望はよくいただいております。
千曲市で今、一番問題だと思われる事
記者 千曲市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。
林愛一郎議員 少子高齢化の流れの中で、高齢化率が高い傾向があります。若年層の人達も生まれ育ったところで暮らしたいという要望はあるのでしょうが、どうしても雇用の関係で都市部の方へ出てしまう傾向がみられますので、そのため地方全体が衰退し、それに対する不安は大きいです。雇用の問題も含めて、若年者が定着できるような地域の活性化と高齢者対策のこの2点が問題点だと思いますね。
その問題に対する具体策
記者 現在、林愛一郎市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。
林愛一郎議員 今までのような街の発展は難しいと思いますので、逆転の発想で、田舎は田舎の良さを活かし、多少給料が安くて生活の利便性が低くても暮らしていくのに困らない基盤作りを考えております。雇用のための企業誘致はもちろんですが、それだけでなく、今ある農地などの資産を活かして生活ができるよう、農業の法人化ということで集落営農に取り組んでいます。
議員活動報告
記者 林愛一郎市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。
林愛一郎議員 一番は集会での報告が多いです。
若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫
記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、林愛一郎市議は何が必要だとお考えですか。
林愛一郎議員 インターネットで関心を高めていくということも大事だと思います。ただ、地域は地域でないとわからない課題がありますので、本当は地方単位で細分化して共有できるような情報交換や意見交換ができるツールが持てれば一番良いとは思います。
支持者へのメッセージ
記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。
林愛一郎議員 新聞やテレビでの人の意見ではなく、有権者一人一人の自分の意見を、是非投げかけて聞かせていただきたいと思います。
記者 ありがとうございました。